こんにちは!このページでは3月の誕生石をご紹介します。日本における3月の誕生石はアクアマリン、珊瑚(コーラル)、ブラッドストーン、そしてアイオライトの4種類ですよ。それでは一緒に見ていきましょう!
3月の誕生石
アクアマリン
3月の誕生石アクアマリンは、穏やかな色です。その名前の由来である海の静けさを呼び起こします。実際、アクアマリンという名前は、ラテン語で水を意味する aqua と海を意味する marina に由来しています。古くから人魚の宝物と言われ、古代ローマ時代には航海を安全に導き、旅の安全を約束する宝石として身につける人が多く、船乗り達の御守りとされてきました。アクアマリンは美しい海がそのまま石となり身に着けられるジュエリーに変わってくれた宝石のように感じられます。深く濃い青色で良質なものをサンタマリアと呼ばれることもあります。
珊瑚(コーラル)
サンゴは高知県沖、小笠原諸島沖、沖縄県沖など日本でとれる貴重な宝石です。地中海やミッドウェー沖でも産出されますが、日本産の濃い赤色(血赤サンゴ)が最高品質とされています。日本では古くから愛されており、様々な装飾品が作られてきました。桃色のサンゴはその色合いからエンジェル・スキンと呼ばれ人気があります。枝サンゴの置物は拝見という名称で呼ばれています。
ブラッドストーン
酸化鉄の鮮やかな赤い斑点が点在する濃緑色半透明から不透明のジャスパーをブラッドストーンと呼びます。通常、小石として岩や川床に埋め込まれているのが見られ、この宝石の主な産地はインド、ブラジル、オーストラリアです。十字架に架けられたイエス・キリストの血がジャスパーの上に垂れてこの石ができたと言う逸話が残されています。また太陽を呼び戻す石とも呼ばれています。 特にヨーロッパで人気があり3月の誕生石として定着していたため、日本では2021年12月、3月の誕生石に追加されました。
アイオライト
アイオライトは濃青色のコーディエライトの宝石名です。コーディエライトはフランスの地質学であるピエール・ルイ・アントワーヌ・コルディエにちなんで名付けられました。彼の生まれた月が3月であるため、3月の誕生石となりました。強い三色の多色性があり、方向により青紫色、灰黄色、淡青色がみられます。その昔バイキングがこの石を用いて、曇りの日でも太陽の位置を知ることができたと言われ、バイキングの羅針盤とも呼ばれています。
3月の誕生石 世界では?
最初に誕生石を制定したのは、1912年にアメリカの宝石商組合によるものです。その後イギリスやフランス、日本、オーストラリアにも広がりました。国の事情によって若干、石種が異なりますよ。
日本 | アメリカ | イギリス | フランス | |
---|---|---|---|---|
アクアマリン | ○ | ○ | ○ | ー |
珊瑚(コーラル) | ○ | ー | ー | ー |
ブラッドストーン | ○ | ○ | ○ | ー |
アイオライト | ○ | ー | ー | ー |
ルビー | ー | ー | ー | ○ |
3月の誕生石は石種が4つもあって、楽しみが広がりますね。プレミアムストーンギャラリーでは、品質にこだわり、3月の誕生石を集めています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
コメントを残す