こんにちは、premium stone gallery 店長の沖本です。
今回は、非常にめずらしい石をご紹介したいと思いますよ。
こちらのブレスレットですけれども、この石はなんという石かご存知ですか?
「ブルーファントム!」
なるほど、水晶らしき粒の端に青色の内包物。ファントムのような入り方をしています。
中国ではファントムは「幽霊」と書きますけど、まさにそのようなぼんやりしたイメージ。
この石は「デュモルチェライト・イン・クォーツ」といいます。先ほどの「ブルーファントムクォーツ」とも呼ばれていますし、「ブルーガーデンクォーツ」などともいいますね。
このブルーの鉱物は「デュモルチェライト」という鉱物でして、ブラジルやカナダ、そして日本でも産出されますけど、マダガスカルのものが一番美しいと言われています。このなんとも言いにくい名前ですけれども、フランスの古生物学者 E.Dumortier(デュモルティエ)氏によって発見されたということで、このような名前になったということです。
この石の品質の見方としては、青色の濃いものが良いとされています。非常に希少性の高い石でして、そのような濃いブルーの石は、現在ではほぼ出回ることはなく、デュモルチェライト・イン・クォーツのビーズもほぼなくなりつつあるようです。香港市場ではすでにビーズブレスレットは消えてしまったとの話しもあります。
そんな中、縁あって私どものギャラリーに3本のラウンドビーズブレスレットがやってきました。
当ギャラリーにやってきたデュモルチェライト・イン・クォーツは濃いブルーではないのですけども、希少性がどんどん高まっていますので、色の淡いものであっても価値は高まってきていますよ。
淡いブルーも落ち着いた雰囲気をかもし出していますし、なんだか癒される気分です^^;
石のパワー的なお話からすると、癒しの効果というわけではないようですけれども、勇気を与えたり、幸運をつかんだり、引き寄せの力があると言われています。
今回やってきたのは、ブレスレットだけではなく、こちらのようなルースも入ってきています。
裏から見るとこんな感じです。
こちらのルースはとてもキレイですね〜^^;
拡大するとタオルかじゅうたんのように見えて、ふわふわして気持ちよさそうです^^;
かと思ったら、こんどはいかつい原石です!
エッジの鋭い原石は先ほどのふわふわ感とは対照的に、荒々しさ、キレ味の鋭さをかもし出していますね。
ということで、本日の珍しい石は「デュモルチェライト・イン・クォーツ」をご紹介しました!
おしまいにこの石について私が解説している動画を載せておきますので、ごらんいただけたら幸いです!
皆さん「デュモルチェライト・イン・クォーツ」ってスラスラ言えるようになってくださいね(笑)
ではまた!
★デュモルチェライト・イン・クォーツ ギャラリーはこちら
コメントを残す