ピーモンタイトとは、和名を紅簾石(こうれんせき)といいます。
同じような名前の石に緑簾石(エピドート)というものがありますが、ピーモンタイトはエピードートと同じ緑簾石グループのひとつなんですよ。
エピードートに含まれる鉄イオンが、マンガンイオンに置き換わると、ピーモンタイトになります。
この石が発見されたのは1853年、イタリアの北部ピエモンテ(Piemonte)という地方で発見されました。これがピーモンタイトの名前の由来でもあります。
日本国内で流通し始めたのは、2010年頃と比較的最近なんですね。
エピードートとほとんど同じ鉱物でありますけれども、ひとつ成分が変わるだけで、こんなにキレイなピンク色になるんですね〜。
とても鮮やかなピンク色が春の季節を感じさせてくれます。
ぜひ、この春はピーモンタイトと一緒にお花見を楽しんでくださいね。
当店では天然石のパワーや効果を商品の性能として保証するものではありません。
ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
ピーモンタイトの基本情報
- 英名:Peamontite、Siliceous Schist
- 和名:珪質片岩、紅簾石
- 色:紅色、紅褐色
- 硬度:6.5
- 組成:Ca2Mn3+Al2(SiO4)(Si2O7)O(OH)
3月の誕生石コーナーもご覧ください
3月の誕生石は
- アクアマリン
- サンゴ(珊瑚)
- アイオライト
です。
透き通るブルーの宝石アクアマリンを筆頭に、ピンクや赤の宝石サンゴ、色の変化が楽しいアイオライト。
個性的な三つの石。それぞれにまた異なるバリエ−ションが楽しめます。
3月の誕生石コーナーでお気に入りの品に出会ってくださいね。
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