赤間石のご紹介
山口県旧厚狭郡域(現在の宇部市、山陽小野田市)で産出される輝緑凝灰岩です。基本的にあずき色をしていますが、部分的に紫を帯びているものもあります。石質は粘りが強く細かく石英や鉄分が多く含まれなめらかなことが特徴です。その緻密な石質により硯石や建築材料として使われています。
名前の由来は下関市赤間関で硯を製造していたことに由来しています。
赤間石の硯は歴史も古く、鎌倉時代にまでさかのぼります。源頼朝が鶴岡八幡宮に奉納したとされる赤間硯が有名です。赤間硯は、硯としての堅牢さだけでなく、美術的な価値もありますよ。
赤間石が産出される地層は10mほどの深さがありますが、材料として使えるのはそのうち1mほどしかありません。江戸時代には長州藩の許可がなければ採掘できなくなり、”幻の銘石”と呼ばれる時代もありました。貴重な石であるため、藩主への贈り物として扱われていたとのこと。現在でも大きな原石の県外への持ち出しは禁止されています。
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プレミアムストーンギャラリーでは、赤間石を使用したブレスレットや勾玉をお取り扱いしております。
日本の石のブレスレットには、桐箱と水晶さざれ(150g)をセットでお届けします。
そんな赤間石でビーズを製作し、ブレスレットに仕上げました。緻密な石ですので、しっかりした磨きによってツルツルとした気持ちの良い質感をお楽しみいただけます。
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