圧巻の大型標本が入荷しました。
手が完全に入る深さを持つ22kgの巨大ブラジル産アメジストドームと、
これまで扱ったことのないボリビア産の極太アメジストクラスター。
どちらも一目見て「これは特別だ」と感じさせる標本です。
ブラジル産アメジストドーム|まるで”がま口”のような深い空洞

UC105 ¥550,000(税込)
サイズ:35×27×25cm / 重量:22kg
手が完全に入る驚異的な深さ
通常、アメジストドームといえば
開口部から数センチ程度の深さのものが一般的です。
しかし今回入荷したこの標本は、
まるで”がま口財布”のように大きく開いた開口部と、
手が奥まで完全に入るほどの深い空洞を持っているんですよ。

実際に手を入れてみると、その奥深さに驚かされます。
まるで小さな洞窟のような内部空間。
こんなに深いアメジストドームは、
私自身もこれまでほとんど見たことがありません。
大抵のドームは浅いものですが、
これは本当に深い。
ブレスレットもこんなふうに収まってしまうんです!

22kgという重量ではありますが、
サイズは電子レンジよりも小さいので、
おもったよりコンパクトかもしれません。
でも圧倒的な存在感はありますね。
濃密な紫色結晶が内部を埋め尽くす
開口部から内部の奥深くまで、濃い紫色のアメジスト結晶がびっしりと成長しています。グレーの玄武岩質外殻とのコントラストも見事で、まさに「地球が作り出した芸術品」という表現がふさわしい標本です。

口の部分も非常に綺麗で、結晶の配列が美しく整っています。
地質学的背景:ブラジル南部の玄武岩層が生んだ奇跡
このアメジストドームは、ブラジル南部の玄武岩層で形成されました。
形成プロセス:
- 玄武岩質溶岩の噴出
火山活動によって噴出した玄武岩質溶岩の内部に、ガスによる空洞(ジオード)が形成されます。 - 熱水の浸透
地下深くから上昇してきた熱水が空洞内に浸透し、ゆっくりと冷却される過程で、壁面に石英(水晶)の結晶が成長していきます。 - 紫色への着色
この結晶化の過程で、鉄イオン(Fe³⁺)が取り込まれ、さらに自然放射線の影響を受けることで、透明な水晶が紫色のアメジストへと変化します。
今回の標本の深い紫色は、鉄イオンの濃度が高く、放射線の影響も十分に受けた環境で形成されたことを示しています。
ディスプレイの自由度が高い
この深い空洞は、ディスプレイの楽しみ方を大きく広げます。
活用例:
- 内部に小型の水晶クラスターを配置する
- 他の鉱物標本(ゼブラ柄の縞瑪瑙など)と組み合わせる
- LED照明で内部を照らし、結晶の輝きを引き出す
- そのまま単体でテーブルやカウンターに設置
YouTubeライブでは、実際に中に水晶クラスターを入れてみたり、手を入れて奥行きを確認したりしています。ぜひご覧ください。
単体でも圧倒的な存在感ですが、組み合わせることでさらに表現の幅が広がる標本です。
ボリビア産アメジストクラスター|極太ポイントに驚愕


#SA088:168×110×105mm / 1.65kg ¥65,200(税込)
#SA089:183×140×111mm / 1.9kg ¥75,600(税込)
ボリビア産アメジスト原石の稀少性
ボリビアといえば、紫と黄色が共存する「アメトリン」の産地として世界的に有名です。しかし、アメジストの原石クラスターが流通することは極めて稀です。
通常、ボリビアの鉱山から出てくる原石は、現地でカット・研磨されてアメトリンとして販売されます。原石のまま輸出されることはほとんどなく、私自身もボリビア産のアメジストクラスターを見るのは今回が初めてです。
今回、「ボリビア産のアメジストクラスターってどんなものだろう?」と興味を持って取り寄せてみたところ、予想を大きく超える品質の標本が届きました。
圧倒的な結晶の太さ
一目見て驚くのが、結晶ポイントの圧倒的な太さです。
ブラジル産や他の産地のクラスターと比較しても、この太さと力強さは別格。細く繊細な結晶ではなく、太く頑丈なポイントが密集しています。
この太いポイントがぞっと集まっている様子は、本当に見応えがあります。荒々しい感じもありつつ、とにかくこの太さが印象的です。
標高4,000mの高地で育った結晶
ボリビアのアメジスト鉱床は、標高4,000m級の高地に位置しています。
この環境での結晶成長には、いくつかの特徴があります:
1. 低温環境での緩やかな成長
高地の低温環境では、熱水の冷却速度がゆっくりとしたものになります。この緩やかな成長が、太く安定した結晶形状を生み出したと考えられます。
急激に冷却されると結晶は小さく細くなりますが、ゆっくりと時間をかけて成長すると、このように太くしっかりとした結晶になります。
2. 鉄イオンが生み出す複雑な色調
今回の標本をよく見ると、部分的にスモーキークォーツのような色調も見られます。
アメジストもスモーキークォーツも、鉄イオンが関与した着色です。しかしその化学環境の微妙な違いが、複雑な色のグラデーションを生み出しています。
鉄分が豊富な環境で形成されたことが、この多様な色調につながっています。

3. アメトリンとの地質学的関係
この標本は、アメトリンと同じ地質環境で形成されています。
アメトリンは、アメジストが地熱などによって加熱されることで、部分的に黄色味(シトリン成分)を帯びた鉱物です。今回のクラスターにも、微妙に色味が変化している部分があり、アメトリンができる土地ならではの特徴が見て取れます。
もちろん、私たちは天然の状態のままお届けします。加熱処理などは一切行いませんが、地質学的には非常に興味深いポイントです。
4,000mから恵比寿へ、よくぞ来てくれた
南米ボリビアの標高4,000m級の高地から、東京・恵比寿まで。 よくぞ無事に届いてくれた、と思わずにはいられない標本です。
通常、こうした原石は産地でカット・研磨されてアメトリンとして流通します。原石のまま日本に届くことは本当に珍しく、今回のような機会は貴重です。
ボリビアのクラスターを見るのは初めてでしたが、いきなりこんなすごいものを見せつけられると、「ボリビアやばいな」という印象しかありません。
産地による結晶の違いを楽しむ
今回入荷した2つの産地を比較すると、形成環境の違いが結晶の特徴に明確に表れています。
ブラジル産:濃色・深い空洞・密集型
火山性玄武岩層の大きなジオード内で、鉄イオンが豊富な熱水からゆっくりと成長。
- 濃い紫色
- 洞窟状の深い空間(がま口のような開口部)
- 結晶が密集して配列
ボリビア産:極太・力強い・複雑な色調
標高4,000m級の高地の低温環境で緩やかに成長。
- 太く頑丈な結晶形状
- 力強いポイントの集合
- 鉄イオンの影響による複雑な色のグラデーション(部分的にスモーキー調)
同じアメジストでも、地球のどこで、どのような環境で形成されたかによって、これほど異なる表情を見せる。
これこそが天然鉱物の最大の魅力です。
商品情報まとめ

ブラジル産アメジストドーム
- 商品番号:#UC105
- サイズ:35×27×25cm
- 重量:22kg
- 価格:¥550,000(税込)
ボリビア産アメジストクラスター
- 商品番号:#SA088
- サイズ:168×110×105mm
- 重量:1.65kg
- 価格:¥65,200(税込)
- 商品番号:#SA089
- サイズ:183×140×111mm
- 重量:1.9kg
- 価格:¥75,600(税込)
YouTubeライブで詳しく解説しています
実際に手を入れてみた様子や、結晶の質感、
ボリビア産の極太ポイントの迫力など、
写真だけでは伝わらない魅力を詳しく解説しています。
「恵比寿洞窟」と名付けたこのアメジストドームの圧倒的な存在感を、
ぜひ動画でもご確認ください。
































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