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グリーンクォーツ|8月23日新着

こんにちは!本日の新着商品は「グリーンクォーツ」をご紹介します!

透き通る水晶が、ほのかに緑色を帯びています。とってもクールなクォーツですよ。

ほのかに緑色って言うけど、ゴムの色なんじゃないの??

と思うかもしれませんよね。^^;;

鑑別するときにも同じ指摘がありましたので、一本だけ透明のゴムで作ってみました!

いかがでしょう?ほのかに緑色になっていますよね。

グリーン・アメジストとの違い

ところで、グリーンのクォーツといえば、プラシオライト(グリーン・アメジスト)という石を思い浮かべる方も多いかもしれません。

けれども、グリーン・アメジストと今回のグリーン・クォーツは全くの別物です。

まぁ、どちらも天然クォーツに分類されますので、“全くの別物”というのは、少々語弊があるかもしれませんね。

けれども、グリーン・アメジストとグリーン・クォーツには、それぞれの原石の状態や生成過程に違いがあるんです。

グリーン・アメジストは、ある特定のアメジスト加熱することで、生じるクォーツです。(※鑑別書では「グリーンド・アメジスト」と記載します。)

一方、グリーン・クォーツはと言いますと、無色透明のクォーツに照射と加熱の処理を施すことで作られる淡い緑色のクォーツです。

グリーン・アメジストを作ることのできるアメジストは、とても希少なもので高価になりますが、グリーン・クォーツは比較的容易に作ることができますので、安価で取引されます。

以前は「グリーン・アメジスト」と「グリーン・クォーツ」は区別なく、どちらも「グリーンド・アメジスト」として、鑑別書では記載されていました。

しかしながら、2005年頃にとても大きなグリーンアメジストが、ありえない安さで出回るようになり、比較して見ると上の図のように、生成の過程が異なっていることがわかったんですね。

そこで、2005年の9月に宝石鑑別団体協議会(A.G.L)では、グリーン・クォーツについては、従来記載していた「グリーンド・アメシストと呼ばれています」というコメントは使用しないこととし、代わりに「色の変化を目的とした人為的な照射処理が行われています。」と記載することに決めたんです。

ここから「グリーン・アメジスト(プラシオライト)」と「グリーン・クォーツ」は、別々の道を歩むこととなったワケです。

本日入荷の品は「グリーン・クォーツ」です。

今回ご紹介するのは「グリーン・クォーツ」のほうですね。

確かプラシオライトとして買い付けたのですが、鑑別の結果は「天然クォーツ」宝石名は「グリーンド・クォーツ」ではなく「クォーツ」でした。コメントには “照射処理が行われています” と記されていましたので、プラシオライトではないなとの判断です。

まぁ、2005年以前はプラシオライトと呼んでいたことの名残もあるかもしれませんが、安価なグリーンクォーツは、現在は“プラシオライトとは呼ばない別のクォーツ”と考えておいた方が良いかもしれません。

色相には“微緑色“とありますね。ほのかに緑色であることは証明されています^^

今回ご用意したのは、8ミリ玉と9ミリ玉のブレスレットです。粒の中にはクラックの影響でレインボーの光が楽しめるものもありますよ。

冒頭でもお話ししたように、ゴムを透明にすることによって、よりこの石のほんのり緑色を堪能できます。お好みですが 1,000円のオプション料金でゴムを透明に交換できます。

ほんのり緑色で透明度の高い水晶は、とっても涼しげでして、今の季節にピッタリのクォーツだと感じます。

比較的容易に作れるとは言うものの、そんな流通しない石ですので、いつでも入手できるワケではありません。

ぜひこの機会にオンラインショップをチェックしてみてくださいね!

本日の新着商品は8月20日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。

国内最高品質の天然石に会える空間
premium stone gallery
恵比寿本店

ネットショップに掲載している商品は全て店頭でご用意しております。気になる商品を実際に手に取って、並べて比較してご覧頂くことができます。「これだ!」というお目当ての商品がなかったとしても、色々と見てみたいという形でもまったく問題ございません。どうぞお気軽にご来店ください。天然石好きの方とお会いしてお話ができることを楽しみにしております。

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