本日の新着商品は、静岡県産の「レッドスコリア」です。
富士山や伊豆の火山活動から生まれたこの石は、鉄分を豊富に含んだ溶岩が急冷され、多孔質の軽石状に固まることで誕生しました。
酸化によって深い赤みを帯びた姿は、まさに大地の鼓動を映し出すものです。
表面には大小さまざまな穴が広がり、多孔質ならではの軽やかな質感を持ち、ひと目で火山岩であることを感じさせます。

レッドスコリアとは?生成の背景
レッドスコリアは、マグマが地表に噴き出した際にガスを多く含んだ溶岩が急速に冷えて固まることで誕生します。
ガスの抜けた跡が無数の穴となり、多孔質の構造をつくり出します。鉄分が豊富なため酸化して赤く染まり、燃え盛るマグマを思わせる色合いとなるのです。
静岡県の伊豆エリアを中心に産出されるスコリアは、日本の火山地帯ならではの天然素材。
富士火山帯がもたらした産物であり、自然の歴史そのものを手にできる貴重な石といえるでしょう。

軽やかさと機能美
手に取った瞬間に気づくのは、その軽さです。
一般的な石のブレスレットと比べても、驚くほど軽やかで、長時間身につけても負担を感じません。
多孔質の構造は透水性や保水性、通気性に優れており、環境素材としても古くから利用されてきました。
水を吸収して放出する性質は湿度の調整にも役立ち、さらに遠赤外線を放出することで空気を清浄にする効果があるともいわれています。
(👉 ここに ブレスレット装着イメージ を挿入すると効果的)
広がる用途と使い方
レッドスコリアはガーデニングや庭園の景観づくりに欠かせない素材であり、和風庭園の落ち着いた佇まいを引き立てる役割を果たしてきました。
現代では屋上緑化やビオトープといった環境資材としても注目される一方、室内に取り入れることでインテリアのアクセントにもなります。
小粒のさざれ石は観葉植物の鉢に敷くことで保水や装飾に役立ち、また水晶やクラスターの下に敷いて浄化アイテムとして使うのも人気のスタイルです。

天然石としての魅力
レッドスコリアは、資材としての機能性だけでなく、天然石としての個性も際立っています。
海外では「火の神のお守り」とされ、日本でも勝利や前進を象徴する石と考えられることがあります。
赤い色味はエネルギーや情熱をイメージさせ、身につける人に力を与えてくれるともいわれます。
そして何より、天然ならではの個体差は大きな魅力です。
赤みの強いもの、やや黒を帯びたもの、表面の凹凸や内包物の違いはひとつとして同じものがなく、それぞれが大地の記録を宿しています。


今回のラインナップ
今回ご紹介するのは、静岡県産レッドスコリアを使用した2サイズのブレスレットと、さざれ石です。
8ミリ珠のブレスレット(RH028)は軽やかで普段使いに最適であり、10ミリ珠のブレスレット(RH029)は存在感のある仕上がりとなっています。
さらに、100グラム単位でご用意したさざれ石(RH030)は、浄化用やインテリアにおすすめです。



おわりに
静岡県産レッドスコリアは、火山活動が生んだ赤い天然石。鮮やかな色合いと軽やかな質感を併せ持ち、ブレスレットとして身につけても、インテリアや浄化用としても楽しめます。
火山が生んだ自然のエネルギーを、ぜひこの機会に手元で感じてみてください。
本日の新着商品は8月12日の新着先取りライブでご紹介しています。
動画ではマクロレンズを使って拡大した様子もご覧いただけますよ。美しい天然石の世界をお楽しみください。
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