トマスゴンサガとは
トマスゴンサガは、ブラジル東南部ミナス・ジェライス州の中央に位置する地域で、最高級の輝きを持つ水晶の産地として知られています。この地域で産出される水晶は、「ブラジルで最も透明で美しい」と評価されるほど、透明度と艶、光沢が非常に高いのが特徴です。
トマスゴンサガ産水晶の主な特徴
- 抜群の透明度: まるでダイヤモンドのような美しさを持ち、アーカンソー産水晶の美しさに匹敵するか、それを凌ぐとも言われています。
- 希少性: 近年、産出量が激減しており、「幻の水晶」と呼ばれるほど希少になっています。
- 高品質: クォリティの低い水晶は「ブラジル産」として出荷され、「トマスゴンサガ産」として出荷されるのは、ごく一部の美しい石だけです。
- 価値: 希少性と品質の高さから、今後価格の高騰が予想される水晶の一つとされています。
トマスゴンサガ産水晶は、その美しさと希少性から、コレクターや鉱物愛好家の間で高い人気を誇っています。また、インテリアや浄化アイテムとしても使用され、精神的な癒やしや内面の平和を促進する効果が期待されていますよ。

トマスゴンサガ水晶の歴史
トマスゴンサガ産水晶の歴史についてご紹介しましょう。
- 産地と発見: トマスゴンサガは、ブラジルのミナス・ジェライス州中央部に位置し、比較的新しい水晶の産地として知られるようになりました。
- 採掘の始まり: 地元の人々によって、原始的な垂直坑道(土管のような穴)を使って採掘が行われました。これらの坑道は深さ15m未満の比較的浅いものでしたが、採掘作業自体は危険を伴うものでした。
- 世界への紹介: 1991年頃にアメリカのツーソンミネラルショーなどで紹介されましたが、当初は広く認知されませんでした。
- 名称の問題: 初期には、トマスゴンサガで採掘された水晶の多くは近隣のコリントという地域に運ばれ、「コリント産」として販売されていたため、トマスゴンサガの名前が浸透するのに時間がかかりました。
- 品質の評価: 次第に、トマスゴンサガ産の水晶はその透明度の高さと美しい輝きで評価されるようになり、最高級の水晶の一つとして認識されるようになりました。
- 希少化: 2000年代に入ると産出量が大幅に減少し、「幻の水晶」と呼ばれるほど希少になりました。
- 現在の状況: 現在では高品質のものだけが「トマスゴンサガ産」として流通し、その希少性から高価値で取引されています。特に虹入り(レインボー)のクラスターは、コレクターから高い評価を受けています。
トマスゴンサガ産水晶は、その卓越した透明度と光沢、そして特徴的な形状から、世界中の鉱物コレクターや水晶愛好家に珍重されています。産出量の減少により、現在では市場で見かけることが少なくなり、より価値が高まっています。

トマスゴンサガの位置情報
トマスゴンサガは、ブラジル東南部ミナス・ジェライス州の中央に位置する地域です。
アーカンソー水晶との比較
透明度の高い水晶と言えば、アメリカのアーカンソー州水晶を思い浮かべますね。特徴について比較して見ました。
特徴 | トマスゴンサガ産 | アーカンソー産 |
---|---|---|
透明度 | 抜群に高い | 高品質なものは非常に高い |
外観 | キラキラ、ぴかぴかに輝く | 鋭いエッジの効いたポイント |
希少性 | 非常に高い(「幻の水晶」) | 高品質なものは入手困難 |
評価 | 「ブラジルで最も透明で美しい」 | 「ヒーラーズクリスタル」として高評価 |
特徴的な性質 | 強力なエネルギー | 地球の磁心に位置する場所で成長 |
現在の状況 | 採掘量激減、価格高騰 | 採掘減少、価格上昇 |
品質の一貫性 | 高品質のみが出荷される | 大半は白っぽく、一部のみ非常に高品質 |


高品質にしぼると、どちらも甲乙つけがたい品質のようですね。是が非でも高品質の品にめぐりあいたいところです。
3月14日の新着商品
3月14日、プレミアムストーンギャラリーでは、トマスゴンサガ産水晶のクラスターが入荷しました。
手乗りサイズの小さなクラスターです。小さいのでブレスレットを置く場所としては使えませんね。とはいえ、場所を選ばずにキラキラの水晶をお楽しみいただけますよ。

価格もお手ごろですので、この機会にトマスゴンサガの美しい水晶をお楽しみください。
本日の新着商品は3月11日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
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