こんにちは!本日は3種の石のペンダントトップをご用意しました。とても美しく楽しいペンダントトップですよ。ぜひチェックしてみてくださいね!
トラピッチェアメジスト ペンダントトップ
本日最初にご紹介するのは「トラピッチェアメジスト」のペンダントトップです。
トラピッチェアメジストは、アメジストの一種で、中心部から6方向にインクルージョンが放射状に伸びる模様が特徴です。
この模様はスペイン語で「砂糖キビの搾り機」を意味する「トラピッチェ」に由来し、歯車の形に似ていることからそのように呼ばれています。
この結晶構造が珍しく、そして美しいということで、構造を楽しめるようにスライスカットされたものが流通することが多いんですよ。コレクションや観賞用として人気があります。
今回入荷したペンダントトップは2点あり、マーキースとオーバルの2つの形があります。
大ぶりのルースを使用しているので、この石の特徴であるトラピッチェの模様がとても映えますね。存在感のあるペンダントトップに仕上がっていますよ。とてもカッコいいですね。
また、透明感もありますので、光にかざしたときの様子も美しいです。
ガーネット原石 ペンダントトップ
ガーネットの原石を使用した小さなペンダントトップです。マリ・ガーネットとスペサルティン・ガーネットの2種類のガーネットをご用意しています。
マリ・ガーネット
マリ・ガーネットは、レモン色に近い黄色や茶色、緑色など幅広い色合いを持ち、屈折率がルビーやサファイアと同じ1.77になるものもあります。また、単色だけでなく、2色で構成されているバイカラーや2色以上の色で構成されているパーティカラードなど、個体によって石の表情が変化するのも魅力です。
今回入荷した品は、グリーン系の色味とイエロー系の色味の品があります。
とてもコンパクトなペンダントトップで、原石にバチカンを付けただけのシンプルなデザインですが、石の様子は十分に楽しめる品ですよ。
グリーン系の石はシルバーのバチカン、イエロー系の石にはゴールドのバチカンで仕立てています。
マリガーネットは、マリ共和国で近年発見されたガーネットの一種で、グロッシュラーとアンドラダイトが混ざり合ったケイ酸塩鉱物です。グロッシュラーとアンドラダイトはウグランダイト(Ugrandite)グループに属しています。
マリガーネットは、強い光彩(ディスパージョン)と良好な硬度(モース硬度約7)を持ち、鮮やかな輝きと耐久性を兼ね備えています。ジュエリーとして加工された際には、特に日光の下でその美しさが際立ちます。
スペサルティン・ガーネット
スペサルティン・ガーネット(Spessartine Garnet)は、パイラルスパイト系のガーネットのひとつで、透明なオレンジから赤褐色をした宝石です。ガーネットグループの中では屈折率が高く、ルビーやサファイア、エメラルドよりも高く、ダイヤを除いた色石の中でもトップクラスです。この高い屈折率により、内部から溢れるような力強い輝きが魅力です。
スペサルティン・ガーネットは、1882年にアメリカのフロリダ州で発見されましたが、その後ロシアではウラル山脈から産出され、帝政ロシアの象徴石ともなりました。発見地であるドイツのシュペッサルト郡に由来して名付けられたといわれています。
こちらの品は、先ほどのマリ・ガーネットと同じく原石をそのまま使用したシンプルなペンダントトップです。
スペサルティン・ガーネットは、マンダリンオレンジの果皮のオレンジ色がそのまま鉱物にのり移ったことから「マンダリン」とも呼ばれます。鮮やかな色合いのものは果実のマンダリンに因み「マンダリンガーネット」と呼ばれ、スペサルティン・ガーネットの中で最も人気があります。また、赤みを帯びた果皮の「タンジュリン」に近いガーネットもありますが、宝石の世界ではそれも「マンダリン」と呼ばれます。
小粒ですけれども、鮮やかなオレンジ色がまぶしいペンダントトップに仕上がっていますよ。
ーー
本ジスの新着商品では、珍しいトラピッチェアメジスト、そして、ガーネットの原石でお作りしたシンプルなペンダントトップをご紹介しました。オンラインショップをのぞいてみてくださいね!
本日の新着商品は8月20日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
コメントを残す