寒水石のご紹介
寒水石(かんすいせき)は、茨城県久慈郡,多賀郡で産する古生層に挟まれた結晶質石灰岩(大理石)のことです。
寒水石の歴史は、室町時代にさかのぼります。もともとは広島県産の白色石灰石で、盆栽や枯山水の造園用につかわれていた「備後砂」が、その後「寒水砂」と呼ばれるようになりました。
幕末頃からは茨城県産の”白色大理石”を「寒水石」と呼んで、現在では白色石灰石の総称として「寒水石」の名前が使われています。
産地により呼び名が変わり、福島では「白王」、茨城・関西では「寒水」、山口では「長州あられ」とそれぞれ呼ばれていますよ。
水戸の偕楽園にある吐玉泉は、この寒水石で作られています。
水戸藩領の特産物であった寒水石は、白く硬い大理石の間に柔らかい黒い部分が縞模様になっており、水の浸食により縞の部分が溝になり時の経過とともに変化していきます。ある時期になれば取り替えられ、現在のものは4代目とされています。
寒水石の色は、花崗岩の貫入によって変成され、白色から緑灰色の縞模様になっているものが多い石です。 結晶粒はやや粗粒で角砂糖のような見た目をしています。
寒水石の取り扱い製品
プレミアムストーンギャラリーでは、寒水石のブレスレットを取り扱っております。
ブレスレットには、水晶さざれ(150g)と桐箱をセットでお届けいたしますよ。
ぜひ、オンラインショプもご覧ください。
本日の新着商品は8月22日にお届けした「新着先取りライブ」でもご紹介しています。動画でもチェックしてみてくださいね!
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