こんにちは!本日ご紹介する品は日本の石の「勾玉」です。
勾玉とは?
勾玉は、古代日本における装身具の一つです。各種祭祀にも用いられたと言われていますが、実際のところ未だ詳細は不明なんですね。
勾玉の多くは、Cの字形またはコの字形に湾曲した、玉から尻尾が伸びたような形をしています。
丸く膨らんだ玉の部分に穴をあけて紐を通すことで、首飾りとして使われていたようです。
穴のある膨らんだ部分を頭、湾曲部の内側を腹、外側を背と呼びます。
名前の由来はいくつかの説がありますが、「曲がっている玉」から来ているというのが最も有力とされています。
古典において初めて登場したのが『古事記』で、ここでは「曲玉」と書かれています。また、『日本書紀』では「勾玉」と書かれていますよ。そして『魏志倭人伝』では「句珠」という名前で登場しています。
勾玉の意味とは?
勾玉にはどんな意味があるのでしょうか?実のところ、正確には勾玉の意味は判明していません。けれども、次のような説が取り上げられています。
- 石器時代に動物、魚の骨などを「魔よけ」として身につけていたのが勾玉の始まり。
- 満ち欠けを繰り返すことによる「生命力」をあらわす「月」を崇拝していたことから、月を象って身につけた。
- 生命の始まりであり、若さや力の象徴である「胎児」を象った。胎児の形は人や獣に魂が宿る「宿りの形」とされていて、呪術的な力が宿るとされていた。
というところで、生命力や魔除けの意味が込められていたようですね。
いろいろな勾玉
プレミアムストーンギャラリーでは、主に日本の石を加工して製作した勾玉を取り扱っています。
石だけでなく、木製のものもありますよ。
10月11日の新着商品
日本の石の勾玉シリーズに「赤間石(山口県)」「糸魚川翡翠(新潟県)」が新たに入荷しました!
さらに、とても面白い品も入荷していますよ!
サヌカイトの勾玉に、贅沢にも金箔をあしらった芸術的な逸品。
この金箔は、金沢の伝統工芸であり、職人さんの手によって貼られたものです。サヌカイトと金沢伝統工芸のコラボレーション企画です。漆黒のサヌカイトには金箔が映えますよね!
勾玉の形の意味は、ハッキリとは分かりませんけれども、なんとなく安らぎを感じるんですよね。古代よりこの形が、生きる力を与えてくれたのかもしれません。
今後もいろいろな石の勾玉をご紹介して行きたいと思います。オンラインショップをぜひチェックしてみてくださいね!
10月11日の新商品は、10月10日の新着先取りライブでもご紹介しています。動画でもチェックしてみてくださいね!
コメントを残す