本日の新着商品は「レッド・ファントム・クォーツ」をご紹介します。
ファントムクォーツというのは、水晶が他の鉱物を内包しながら幾重にも層を形成している結晶のことを呼びます。
水晶が一旦成長を止め、その結晶の上に他の鉱物が付着し、また水晶が成長を始める。。。。
こうしてとじ込められた他の鉱物は、結晶の中で層として見えます。
この結晶を切り取ったものが、本日ご紹介するビーズブレスレットです。
どうですか？ビーズの中に赤色の層が見えますよね？
ファントムクォーツは、グリーンやホワイトなどさまざまな層の色がありますが、本日の品はレッドカラーです。
富士山になぞらえて、赤富士クォーツ（水晶）とも呼ばれることもありますね。
葛飾北斎の『凱風快晴』にも描かれている赤富士は縁起がよいとされ、とても人気です。
水晶の表面にヘマタイトが付着することで、この赤富士ができています。
ちょうど、当店にヘマタイトの付着した水晶クラスターがありました。
この上にさらに水晶が覆うように成長を続けると、レッド・ファントム・クォーツになるんですね。
パワーストーンとしてのファントムクォーツは、その生成の過程から、成長や前進を表すとされ、商売繁盛の御守りとしても人気があります。
ファントムクォーツは、内包物を含む層をうまく切り取る必要があります。
原石全体のごくごく限られた部分を切り取るので、たくさん作ることは難しいのです。
さらに、同一の天然石でブレスレットを仕上げるとなると、同じサイズで同じ品質のビーズをを揃えるのは、かんたんな話ではありませんから、ブレスレットはとても貴重ですよ。
品質という点では、水晶の透明度が一番重要です。
天然の水晶は濁りやすいものです。せっかく美しい山が含まれているのに、濁っていてはその姿を拝むことは叶いません。
こうなっては、曇りの日に、富士山を見に行き、見えずにガッカリするようなものです。(^^;;
ですから、水晶の透明度にもこだわって作りました。
次に層の色を見てください。
層がハッキリ見えるには、色が濃い方がいいですよね。
本日ご案内するブレスレットは、すべての粒でハッキリと濃い赤色の層を拝むことができます。
良質のレッド・ファントム・クォーツは、なかなか入手できませんが、
本日は、7.5ミリ、9ミリ、10ミリを各一本ずつご用意することができました。
この機会に手にして頂けましたら幸いです。
2/11 21時より販売開始！
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