こんにちは!本日の新着商品は「サゲニティック・カルサイト」です。今日はちょっとマニアックな石かも知れませんけれども、ギラギラの内包物が詰まったカッコいいカルサイトです。よろしかったらチェックしてみてくださいね!
名前のサゲニティック・カルサイトは、“針状結晶を内包するカルサイト”という意味です。サゲニティックは針状結晶のことで、内包物の形のことです。それが何という鉱物であるかは特定していないということでもありますよ。
今回の品は、見た目がカッコいいと言うところで買い付けてみたんですね。実は「シルバールチル」と呼んで販売されていたりするものなのですが、、、
「プラチナルチルじゃないか?」
「クォーツにしては質感がちょっと違うなぁ・・・」
とモヤモヤしていたので、鑑別したところ「カルサイト」であることがわかりました。
「やられた!」という話もありますけど、まぁ、これはこれで珍しいのでヨシとしましょう。。。。
カルサイトなので、透け感もクォーツのそれとはちょっと違いますけど、ギラギラするサゲニティックな内包物がとてもギッシリ詰まっていて、カッコいいんですよ。本当に。
鑑別書のコメントにもあるように、この内包物は硫化鉄と酸化鉄を含んだものと考えられます。ほかにもうろこ状の金属もあるとのことですね。
じゃぁ、ルチルも入っているのでは? と思うかもしれませんけれども、ルチルはチタンの酸化物で、コメント内にある「鉄」ではありませんから、これはルチルクォーツではないと言えます。
この石を「シルバールチル」と呼んでいる場合は、「シルバールチルのパチモンだ!」と認識しておくと良いでしょう(^^;;
カルサイトは硬度が低く宝飾品には向かない石ですから、
どうしてこんな石でビーズを作ったんだ!?
とツッコみたいところではありますけれども、石好きの貴方なら「よくぞやってくれた!」と喜んでいただけるのではないかと思います。
そんな石なので、今後の入手性はまったく分かりませんけれども、今回2本のブレスレットを入手できましたので、ご案内しますね。
石の様子がよく楽しめる14ミリの大玉と9ミリの使いやすい品があります。
また、この石は硬度が低くビーズ同士が擦れて削れるので、シリコンリングで保護しておきましょう。これで安心して使えますね。
また、ペンダントトップもありますよ。こちらもカッコいいです。
とにかく珍しい品ですので、今回ブレスレットには鑑別書をペンダントトップにはソーティングをお付けしてお届けいたします。
コレクションとしても楽しい品です。ぜひチェックしてみてくださいね!
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