16日の新着商品「スティヒタイト」
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こんにちは!
本日の新着商品は「スティヒタイト」です。
当店では二回目の入荷になります。前回は11月でしたね。
この石はハイドロタルク石グループと言う分類に属している石で、これは粘土鉱物の一種です。ピンクかがった紫色が特徴的な色味の石です。
この石は1910年にオーストラリアのタスマニア島の西海岸で発見されました。マウント・ライエル鉱山鉄道会社の元主任化学者である A.S.ウェズリー氏が最初に発見し、鉱山のマネージャーであるロバート・カール・スティヒト氏にちなんで名付けられたとされています。
粘土鉱物というだけあって、硬度は1.5~2とかなり低めです。このような硬度の石は加工に適さないため、あまり流通していませんが、含浸処理により強度を高めることでビーズとしてご紹介できるようになったというお話を前回もさせていただきました。
さて、今回の品についてですけれども、鑑別の結果は「天然スチヒタイト」となりました。スティヒタイトとスチヒタイトは違うのでは?と思うかも知れませんが、英語を日本語の発音に直す際の表記のゆれですので、同じものと考えていただいて問題ありませんよ。
宝石名の下にあるコメント「有色剤の含浸処理が行われています」というのは、着色ありとのことです。
11月にご紹介したスティヒタイトは着色なし(無色透明剤の含浸処理)でした。天然色を求める方にはオススメできませんけれども、自然の風合いを残しつつ色濃くキレイな紫色に仕上がっています。岩石風だった前回の品から、宝石質なイメージになっていますので、仕上がりは悪くはないかと思います。
実は今回の品は「スティヒタイト」ではなく、「パープライト」として買い付けたものです。パープライトはマンガンと鉄のリン酸塩鉱物で、スティヒタイトはクロムとマグネシウムの炭酸塩鉱物ということで、まったく異なる鉱物です。
鑑別の先生曰く「スティヒタイトの方がレアですよ」とのことでしたので、パープライト価格で買い付けができたのはお得だったかも知れません。
本日の新着商品「スティヒタイト」をぜひチェックしてみてくださいね。
こちらの商品は1月9日に配信したYouTubeライブでもご覧いただくことができます。よろしければこちらもチェックしてみてくださいね。
スティヒタイトの鉱物データ
鉱物名 | Stichtite(スティヒタイト) |
和名 | スティヒト石 |
組成 | Mg6Cr2CO3(OH)16·4H2O |
結晶系 | 三方晶系 |
硬度 | 1.5-2 |
へき開 | 完全 |
比重 | 2.16 |
産地 | タスマニア、南アメリカ、ナミビア、ニュージーランドなど |
お手入れ | 衝撃に注意。 |
当店では天然石の効果・パワーについて、商品の性能として保証していません。パワーの有無、強弱などは人それぞれですので、あくまでご参考としてご理解ください。
1/16 21時に登場します
1月の誕生石コーナー
1月の誕生石は
- ガーネット
です。
赤色のアルマンディンやオレンジのスペサルティン、ワイン色のロードライト、グリーンのアンドラダイトなどなど、色とりどりのカラーで楽しませてくれるガーネット。硬度も高く宝石としても人気の石ですね。
ブレスレットをはじめ、ネックレスやピアスもご用意しています。1月の石ガーネットをぜひお楽しみください。
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