こんにちは!本日の新着商品は「吉野樟」(よしのくすのき)をご紹介します!堅くてスベスベの感触の良い天然木ですよ。今回は奈良県の吉野地方の樟を揃えました。ぜひチェックしてみてくださいね!
なぜ樟(クスノキ)?
先日、熊野のヒノキをご紹介した時にお話しましたけど、来年の初詣にオススメの天然木のアクセサリーをAIに尋ねてみたんですよね。そうすると、次のような回答があったんです。
AIに #初詣にオススメの天然木 を聞いてみた。 pic.twitter.com/rGfRorqu4y
— おきもと@premium stone gallery (@psg_okimoto) November 22, 2024
屋久杉、ヒノキ、白檀ときて、4番目にオススメされたのが樟(クスノキ)でした。
「強い香りで邪気払いに適しており、新年の初詣にふさわしい木材」と言う理由でオススメされたんですね。
1〜3番目はこれまでに当店でご紹介してきましたので、今回は最後の樟をご紹介したいと思いますよ。
まずは、樟とはどんな木なのかから見ていきましょう!
樟(クスノキ)とは
樟(クスノキ)は、クスノキ科に属する常緑高木で、学名は Cinnamomum camphora です。なんとなく学名の響きが「シナモン」に似ていますね。
シナモンは、クスノキ科に属する常緑樹の樹皮を乾燥させて作る香辛料です。実際のシナモンは主に Cinnamomum verum(セイロンシナモン)や Cinnamomum cassia(カシア)などの樹木から得られるのですが、クスノキもシナモンの一種として利用されることはありますよ。
クスノキは主に日本の暖地、特に関東以南の地域に自生し、高さは通常20メートルに達し、時には40メートル以上になることもあるんですね。
樟の特徴
葉: 樟の葉は卵形または楕円形で、長さは約5〜12センチメートル、表面は光沢があります。葉の縁は全縁で、主脈から左右に伸びる側脈が特徴的です。葉をちぎると樟脳の香りが漂います。
花と果実: 樟は初夏(5〜6月)に小さな淡黄緑色の花を咲かせ、果実は秋(10〜11月)に黒紫色に熟します。果実は直径約8ミリメートルの球形で、内部には種子が1個含まれています。
樹皮: 樹皮は灰褐色で、縦に裂ける特徴があります。材質は耐水性が高く、腐りにくいため、古くから建築材や家具、仏像などに利用されてきました。
樟の利用法
樟はその芳香成分である樟脳(しょうのう)を含んでおり、これが防虫剤や医薬品として広く利用されています。樟脳は無色透明の固体で、衣類の防虫剤や香料としても知られています。また、樟の木材は耐久性があり、家具や楽器、建築材としても重宝されていますよ。
樟の文化的意義
樟は日本の文化においても重要な位置を占めており、その長寿と大きさから、神社や寺院のご神木として重宝されています。特に樹齢が数百年を超える樟は、神聖視され、地域の信仰の対象となっているんですね。
樟の木は長寿や延命を象徴する木とされ、特に紀州和歌山では人名に「楠」の字が用いられることが多いです。
このように、樟は自然環境において重要な役割を果たすだけでなく、文化や経済においても多くの価値を持つ樹木なんです。
吉野樟のブレスレット
今回、プレミアムストーンギャラリーでは、吉野樟のブレスレットの取り扱いを開始しました。
樟はやや重硬であるため、加工には熟練した技術が必要ですが、その特性を活かして美しい木目の家具や彫刻が作られる木でもあります。
また、耐朽性に優れ、虫害にも強い木ということで、末永く楽しめそうですね。
ビーズは樟脳と言うほど香りがキツくはありません。表面は磨きもしっかりして引っかかりもなく、スベスベの感触を楽しむことができますよ。
2025年の初詣に吉野樟を身につけてお参りしていただけたら幸いです!
本日の新着商品は12月17日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
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