こんにちは!本日の新着商品はヒマラヤ水晶のブレスレットです。丸ビーズのブレスレットに、大きな天珠型のビーズをあしらった当店では珍しいタイプの品ですよ。しかも、丸ビーズと天珠型ビーズはヒマラヤ水晶ではあるのですけど、産地が異なるんです。一本で二度美味しい、ダブルヒマラヤ水晶のブレスレットになります。ぜひチェックしてみてくださいね!
本日の新着商品「ヒマラヤ水晶ブレスレット(天珠&ラウンド)」
今回ご案内するのは、ヒマラヤ水晶ブレスレット。このようなタイプの品です。

丸ビーズのブレスレットに、ワンポイントで天珠型ビーズをあしらった品になります。
丸ビーズと天珠型ビーズは、どちらもヒマラヤ水晶なんですけれども、産地がちょっと異なるんですよね。
それぞれの産地は次の通りです。
- 丸ビーズ ⇒ インド・パールバティ渓谷産
- 天珠型ビーズ⇒ インド・マニハール産
地図で位置関係を見てみましょう。パールヴァティ渓谷とマニハールは、どちらもインド北部のヒマチャル・プラデシュ州にあります。

パールヴァティ渓谷について
パールヴァティ渓谷は、インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州にある神聖な場所です。標高約1,700メートルに位置し、パールヴァティ川に沿って広がっています。
パールヴァティ渓谷には、シヴァ神とパールヴァティ女神にまつわる興味深い伝説があります。二人がこの地を訪れた際、パールヴァティが川で水浴びをしている間に耳飾りの宝石を失ったとされています。この出来事から、マニカラン(宝石を意味する「マニ」と耳を意味する「カラン」)という名前が付けられたと言われています。
パールヴァティ渓谷産水晶について
パールヴァティ渓谷は、高品質なヒマラヤ水晶の産地として世界的に知られています。
- 標高2,000メートル以上の各地に水晶の晶洞が多く存在します。
- この地域の水晶は、薄いピンク色を帯びたものや、透明度が高く美しいもの、黄味がかったインクルージョンを含むもの、ファントムを内包したものなど、多様な特徴を持っています。
- パワーストーン愛好家の間で非常に人気が高く、神聖な土地で産出されることから特別な力が宿っていると考えられています。
パールヴァティ渓谷は、その美しい自然景観、神聖な伝説、そして高品質な水晶の産地として、多くの人々を魅了し続けている特別な場所です。
マニハールについて
マニハールは、インド北部のヒマーチャルプラデーシュ州に位置する村です。この村は、高品質なヒマラヤ水晶の産地として世界的に有名です。
マニハール村はガルサ渓谷の最奥部に位置し、その周辺の山岳地帯で水晶の採掘が盛んに行われています。
マニハール産水晶について
マニハール産ヒマラヤ水晶は、インド北部ヒマーチャルプラデーシュ州のガルサ渓谷南方に位置するマニハール村近くで採掘される高品質な水晶です。その主な特徴は以下の通りです:
- 極めて高い透明度と艶やかな光沢を持ち、クル地区で採れる水晶の中でもトップクラスの美しさを誇ります。
- 濃いグリーンのクローライト(緑泥石)を伴う母岩に、透き通った水晶ポイントが群生しています。
- アナテースと呼ばれる黒い粒状の鋭錐石が付着していることがあり、これはクローライトを伴う産地では珍しい特徴です。
- 稀に針状結晶のルチルクォーツが内包されていたり、他の鉱物が共生していたりすることがあります。
これらの特徴により、マニハール産ヒマラヤ水晶は鉱物コレクターや宝石愛好家の間で高い評価を受けています。また、その美しさと独特の特徴から、宝飾品やアクセサリー、インテリアやアート作品としても人気があります。
一本で2つの産地を身にまとうブレスレット
今回ご紹介するブレスレットは、マニハールとパールヴァティ渓谷の2つの産地のヒマラヤ水晶を使用しています。
一本で二度美味しいブレスレットに仕上げました。

なかなか良い仕上がりです。
マニハール産の水晶には、稀にルチルが含まれるものもあります。今回のブレスレットにも2本ほど、ルチル入りの天珠ビーズがありました。ぜひチェックしてみてください。

気泡が神秘的な天珠もありますよ。

丸ビーズの玉サイズは8〜8.5ミリ玉で、天珠のサイズは長さ30ミリ、幅10ミリほどです。全部で8本お作りしました。それぞれ少しづつ様子の異なる個性的な品揃えですが、お値段は21,000円の均一価格としました。
ぜひ、お気に入りの一本を見つけてくださいね!
天珠とは
天珠(てんじゅ)は、古代からチベットやネパールなどのヒマラヤ文化圏で神聖視されてきたビーズ状の石で、特にチベット仏教や民族信仰と深く結びついています。主に瑪瑙(めのう)を原料とし、特殊な加工で縁起の良い模様(吉祥文様)が施されています。以下に天珠について詳しく解説します。
天珠の特徴と意味
- 素材と加工: 天珠は瑪瑙や玉髄を主原料とし、薬液や高温処理で模様を描きます。この模様にはそれぞれ特別な意味があるとされます。
- 役割: 魔除け、厄除け、開運、財運など、多岐にわたる霊的な力を持つと信じられており、お守りやアクセサリーとして用いられます。
- 伝説: チベットでは「天から降ってきた霊石」とされ、神仏からの贈り物として扱われています。
歴史と起源
- 天珠の起源は紀元前5世紀頃に遡り、古代チベットで作られたと考えられています。その製法は未だ謎に包まれています。
- 古代では瞑想や祈りの道具として使用され、現在でも宗教的儀式や護符として重要視されています。
種類と効果
天珠には多くの種類があり、それぞれ異なる象徴や効果があるとされています3:
- 八眼天珠: 八方位神仏の加護を象徴し、幸福や繁栄をもたらす。
- 十八眼天珠: 恋愛成就や厄災除去など多方面で効果がある。
- 虎牙天珠: 強力な魔除けとして知られる。
- 日月天珠: 陰陽の調和を表し、恋愛成就などに効果的。
現代での人気
1994年の航空機事故で生存者が天珠を身につけていたことが報道されて以降、「命を救う石」として注目され、世界的に人気が高まりました。現在ではアクセサリーとしても広く利用されていますよ。
天珠はその歴史的背景やスピリチュアルな価値から、多くの人々に愛され続けています。

本日の新着商品は3月11日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
コメントを残す