本日ご紹介するのは、ブラジル産の高品質な天然水晶を、 日本が世界に誇る宝石の街・山梨県甲府市で研磨した逸品です。
天然水晶といえば世界中で採掘されますが、 透明度が高く、美しい結晶が得られることで知られるのがブラジル産。 その中から選び抜かれた原石を、日本に持ち込み、 甲府の熟練職人がひとつひとつ丁寧に仕上げています。
甲府市――宝石の街としての誇りと、水晶との深いつながり
山梨県甲府市――この地は、ただの地方都市ではありません。
実は「宝石の街」として、世界にもその名を知られています。中でも特に深い関わりを持つのが、水晶(クリスタル)という存在です。

甲府の宝石文化のはじまりは、今からおよそ1000年以上も昔にさかのぼります。奈良・平安時代にはすでに水晶を加工した装飾品が作られていた記録があり、江戸時代には甲府八日町に「水晶細工職人」が集まり、その技術は地域一帯に広がりました。
明治以降は、甲府市が日本最大の水晶研磨・加工の拠点となり、国内外の原石が集まりました。
この地で磨かれた水晶は、透明度の美しさをそのままに、宝石や置物として世界中に届けられています。
職人の手仕事が光る「甲府研磨水晶」の魅力
甲府の職人による水晶研磨は、単なる表面加工ではありません。 石の個性を活かし、自然美を損なうことなく、 まるで“生きているかのような水晶”へと昇華させていきます。

番手を少しずつ細かく変えながら、幾度となく微細な研磨を重ね、 石本来の色合いや内包物を損なうことなく、理想的な球体へと仕上げられていきます。
特に手作業による研磨は、機械だけで仕上げるよりも工程がはるかに多く繊細。 その分、表面は半永久的にくすむことなく、美しさを長く保ち続けます。
ルーペで覗くと、研磨面には一切の凹凸がなく、まるで鏡のような平滑さ。 肉眼でもわかるほどの艶やかさは、まさに職人技の極みです。
また、穴あけ加工にも匠の技が光ります。 通常は機械で両側から穴を開けるため、中心にわずかなズレが生じがちですが、 手研磨では片側から一気に貫通させるため、穴の仕上がりも美しく整っているのが特長です。

化学処理なし。自然そのままの水晶をあなたの元へ
この水晶は一切の処理を施しておらず、 漂白や含浸などの化学処理も一切行っていません。
石ひとつひとつと真摯に向き合い、その個性を見極めながら削り出されたことで、 天然水晶が本来持つ透明感や輝きがそのままに表現されています。
薬品を使わない環境に優しい製法により、有害物質の心配もありません。 純粋な自然の美と、甲府の熟練職人による確かな技術――。 世界的にも希少な天然水晶と、見た瞬間にその違いがわかる精緻な研磨技術の結晶を、 ぜひ手に取ってご体感ください。

7月27日入荷「山梨甲府研磨 天然水晶 ブレスレット」

✔ ラウンドビーズブレスレット(5サイズ)
- 6mm / 7mm / 8mm / 9mm / 11mm の5サイズをご用意
- 完全透明の美しさをお楽しみいただけます

✔ 特製カットビーズ ブレスレット
- 一粒一粒が丁寧にカットされた美しいビーズ
- デザインを損なわない透明ゴムで組み上げ

動画でチェック|マクロレンズ映像あり
本日の新着商品は7月23日の新着先取りライブでご紹介しています。マクロレンズで撮影した拡大映像では、透明感や細かなカットの美しさをより鮮明にご覧いただけます。
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