マクロレンズを覗くと、そこには月面のような景色が広がっていました。
クレーターのように連なる気泡の跡——これが富士山溶岩のブレスレットです。
あの美しい円錐形を作り上げたのと同じ素材が、今、手元に届いています。

今回は8mmから14mmまで、全8本のブレスレットが入荷していますよ。
富士山溶岩について
当店が取り扱う富士山溶岩は、約300年前の「宝永噴火(1707年)」によって流出した溶岩を使用しています。その溶岩が、今こうして手首に収まるサイズのビーズになっているわけです。
溶岩は、マグマが地表に噴き出して冷え固まった岩石のこと。ラバストーン(Lava Stone)とも呼ばれます。岩石の種類でいうと「玄武岩(basalt)」にあたります。
実は富士山、岩石学的にちょっと変わった山なんです。日本の火山のほとんどは「安山岩」という種類の岩石でできているのですが、富士山は珍しく「玄武岩」。しかも10万年ものあいだ、ずっと玄武岩質の溶岩を噴き出し続けてきました。玄武岩の溶岩は海底火山に多い種類なので、内陸にある富士山でこれが続いているのは、世界的にも珍しいことなんです。
そしてこの玄武岩が、あの美しいシルエットとも深く関係しています。玄武岩質の溶岩はサラサラと粘り気が少なく、広がりながら薄く積み重なっていく性質があります。粘り気の強い溶岩だと山が急な形になりますが、富士山の場合はサラサラと流れるので、あのなだらかな円錐形が生まれたんですね。手元の溶岩ビーズは、あのシルエットをつくった素材そのものでもあります。

2013年に富士山が世界文化遺産に登録されてからは、採取・流通する量がだんだんと少なくなっています。
気泡の穴、これが溶岩のトレードマーク
ライブでマクロレンズを通してご覧いただいたとき、一番わかりやすかったのがこれ。

表面に見えるボコボコとしたくぼみ——これは「気泡(気孔)」の跡です。溶岩が冷え固まるとき、マグマに溶け込んでいたガスが抜けきれずに閉じ込められます。その泡が固まると、表面に穴として残ります。
ビーズに加工する際にも、この穴はそのまま残ることが多い。どこが穴でどこが貫通孔かわからなくなるくらい穴だらけのビーズもあって、ゴム通しに苦労することもあります(ライブ中に正直に話してしまいましたが笑)。
粒によって穴の大きさも密度もまったく違うので、ひとつひとつ顔が違う。そこが溶岩ブレスレットの面白さです。
今回入荷したブレスレット
今回は全8本。玉サイズは8、10、12、14mmの4サイズ。水晶さざれと桐箱をお付けしてお届けします。

玉サイズで、まとう印象がこんなに変わる
8mm・8.5mm——シュッとしたスタイリッシュな印象。粒が細かい分、表面の凹凸がよりきめ細かく見えます。普段使いにも合わせやすいサイズ感。
10mm——クセがなく使いやすいサイズ。穴が目立つ粒、目立たない粒、個性がはっきり出てきます。ライブでご覧いただいた「気泡の少ないフラットな印象」の粒もこのサイズに多いです。
12mm——ここから存在感が出てきます。くぼみの大きな粒、荒々しい表情の粒。「溶岩らしさ」を求めるなら12mm以上がおすすめです。
14mm——大玉です。一粒一粒のクレーター状の凹凸がはっきり見えて、まるで月の表面のよう。「これが富士山が噴火してできた溶岩か」と実感できるスケール感があります。エアインチョコのように、空気が入ったあの食感を連想する粒もありましたね(笑)。
日本の石特典「桐箱・水晶さざれ付」

ライブ動画でもご覧いただけます
5月2日の新着先取りライブで、マクロレンズを使って一粒ずつご紹介しています。57分16秒あたりから富士山溶岩のパートが始まりますので、ぜひご覧ください。


































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