秋吉石灰岩のご紹介
秋吉石灰岩は、山口県美祢市秋吉台付近で採れる石灰岩です。
日本最大のカルスト台地である秋吉台は、特別天然記念物に指定されています。
南方の温かい海でサンゴ礁として誕生した秋吉台は、約3億5000万年前の古生代石炭紀から二畳紀にかけて石灰岩へと変化し、海から山へ500m~1,000mもの厚さになるまで堆積していきます。 そこへ雨水が流れ込み、石灰岩が溶けて現在の地形になったのです。
現在、秋吉台は国定公園として多くの観光客が訪れる場所となっています。地下には日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」が広がっていることでも有名ですね。
石灰岩は、さらに変化すると大理石になります。正確には、大理石はオニックスマーブルと呼ばれ、石灰岩とは区別されます。石灰岩は白色で光を通しますが、大理石は灰色などの色が付き、美しい縞模様が特徴です。
秋吉石灰岩の産地
山口県美祢市
山口県のほぼ中央に位置するこの地域は、四方を山々に囲まれています。特に長門市や萩市との間には中国山地が広がっており、冬季には凍結や積雪が見られることが多いです。この地域は多くの化石が産出することで知られ、土地の多くは石灰質です。国道435号が通る大嶺地区や豊田前地区では、道路沿いに石灰層や石炭層を見ることができます。
秋吉石灰岩の製品
プレミアムストーンギャラリーでは、秋吉石灰岩のブレスレットや勾玉を取り扱っております。石の色味や模様によって三種類のタイプがございます。
- 黒色 模様あり
- 灰色
- 白色
秋吉石灰岩(黒色)
こちらの秋吉石灰岩は、大理石のタイプです。グレー地に黒の斑点が面白い柄ですね。手触りはツルツルして硬い感じの石です。
秋吉石灰岩(灰色)
明るいグレーのタイプは、少しピンクがかっています。この色味に加え、うっすらと見える模様は、堆積された古代のサンゴの趣が感じられますよ。
高級感ある大理石のアクセサリです。磨きによりツルツルしていて、触り心地の良い仕上がりです。
秋吉石灰岩(白色)
白色は石灰岩です。真っ白で雪玉のようですが、手触りは少しザラザラして、角砂糖を丸くしたような感触です。小さな粒がキラキラ輝きますよ。
秋吉石灰岩のアクセサリーは、プレミアムストーンギャラリーオンラインショップで販売しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
本日の新着商品は7月9日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
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