こんにちは、プレミアムストーンギャラリーです。
深い紫の結晶がびっしりと並ぶ晶洞(ジオード)を、ある形にカットすると——ぱっくりと開いた口のような断面が現れます。
まるで声を上げて笑っているような、そのユニークな表情。
今日はウルグアイ産アメジストの置物「笑口(わらいぐち)」をご紹介します。

「笑口」はどうやって生まれる?
アメジストの原石には、内側が空洞になった塊——晶洞(ジオード)と呼ばれる形で産出されるものがあります。空洞の壁面にびっしりと紫水晶の結晶が並び、まるで洞窟の中に宝石が敷き詰められたような姿です。
この晶洞を球状に丸く削り出し、結晶が並ぶ内側の空間がちょうど正面から見えるように断面を作ると、削り口が弧を描いて「口を開けて笑っている」ように見える置物ができあがります。
これが「笑口」と呼ばれる加工の由来です。切り取る角度や晶洞の形によって表情が変わるため、同じ「笑口」でも一つとして同じ顔はありません。
日本には昔から「笑う門には福来る」ということわざがあります。
笑顔の絶えない家には自然と幸運が訪れる、という意味の言葉で、この置物が「笑口」と名付けられ縁起物として親しまれてきたのも、うなずける話です(効能を保証するものではありませんが、見ているだけで思わず頬がゆるむ愛嬌のある姿です)。

ウルグアイ産アメジストの発色
アメジストは石英(クォーツ)の一種で、紫色は結晶に含まれる微量の鉄分と、地中で受けた自然の放射線によって生まれると言われています。
モース硬度は7と丈夫で、日常づかいのアクセサリーにもよく使われる石です。
産地であるウルグアイは、南米でもブラジルと並ぶアメジストの名産地。
ウルグアイ産は結晶の粒が比較的小さく整っている一方、発色が濃く深い紫になりやすいのが特徴で、市場でも高級アメジストとして扱われることが多い産地です。
今回の4点も、その名にたがわぬ濃い紫をしています。

4つの表情を見比べる
同じウルグアイ産・同じ「笑口」でも、削り出された角度によって表情はさまざまです。今回入荷した4点をご紹介します。

- SH001(約57.6×56.8×54mm・20,000円):結晶の粒立ちがやや粗めで、ワイルドな印象の笑顔
- SH002(約59.8×55.6×56mm・22,000円):結晶の並びに個性があり、紫の発色がひときわ濃いタイプ
- SH003(約70×66.8×64mm・31,000円):4点のなかで最も大きく、手に持つとずしりとした重みがある一点。口の開き方も大ぶりで存在感があります
- SH004(約68×66×62mm・31,000円):やや淡いアメジストで、口の局面が丸みを帯びており、4点のなかでも特に「笑っている」印象が強い表情です
いずれも一点物のため、写真を見比べながら「どの笑顔が気に入るか」で選んでいただくのがおすすめです。
内側をのぞき込むと、個体によっては紫の結晶にまじって黄色みを帯びた内包物が見えることがあります。
アメジストにはゲーサイト(針鉄鉱)などの鉱物がまじることがあり、これもそうした自然の内包物のひとつと考えられます。天然石ならではの、狙って作れない表情としてお楽しみください。
飾り方のご提案
「笑口」は置物として作られているため、そのまま棚や玄関、リビングなどに飾ってお楽しみいただけます。
紫色は紫外線に当たり続けると徐々に色あせることがあるため、直射日光が長時間当たる窓辺は避け、室内の明るい日陰に置いていただくのがおすすめです。
水拭き程度のお手入れで問題ない、比較的丈夫な置物です。

新着商品のご案内
笑口アメジスト 置物(#SH001〜SH004)、4点のご用意です。
- サイズ:約57.6〜70mm(4点でそれぞれ異なります)
- 産地:ウルグアイ
- 価格:20,000円〜31,000円
- すべて一点物(現物写真掲載)
商品ページはこちら
動画もご覧ください
今回の笑口アメジストは、新着先取りライブでもご紹介しています。
動画では照明の下での色味や、内側の結晶の輝きもご覧いただけますよ。




































コメントを残す