本日は「ラズライトインクォーツ」をご紹介します。
青は青でも、濃い青ではありません。
白いところは水晶で、そこにうっすら青がかかった、半透明の水色です。

磨きのつやはしっかり出ているのに、色だけが淡いんですよ。
陶器のような温かみ、と言ったほうが近いかもしれませんね。
ラズライトは、2つあります
このラズライトという名前。
日本語ではひとつに見えるのですけれど、まったく異なる2つの石についている名前なんですよね。
ひとつは「ラピスラズリ」。
鑑別すると、鉱物名が「天然ラズライト」、宝石名が「ラピス・ラズリ」になります。

もうひとつが「ラズライト」。
って、そのままなんですけれども、和名や英語名で書いたほうが分かりやすいですかね。
- ラピスラズリ → 青金石(Lazurite)
- ラズライト → 天藍石(Lazulite)
カタカナにするとどちらも「ラズライト」で、綴りは R と L が違うだけです。
日本語にすると、ほんとうに紛らわしい石ですね。
ですので、鑑別では、こう表記されています。
- 青金石(Lazurite) → ラズライト
- 天藍石(Lazulite) → ラズーライト
それでも、話すと紛らわしいのに変わりありませんけどね。
で、今回の品は「天藍石を含む水晶」で、ラズライトインクォーツというわけです。
「トロレアイト」として売られていること
この石は、市場で「トロレアイト」という名前で売られていることもあるかもしれません。
当店でもその名前で仕入れ、鑑別に出したことがあります。
けれども、トロレアイトとしての結果が出たことはありません。
返ってきたのは、ラズライトとスコルザライトでした。
スコルザライトは、和名を鉄天藍石(てつてんらんせき)といいます。
ラズライトの持つマグネシウムが、鉄に置き換わった鉱物ですね。
成分が近いので、混ざって産出します。
トロレアイトという鉱物が無いわけではありません。
ただ、当店ではまだ出会えていない、ということなんですよ。
この3つがどう近いのかは、化学式で並べると分かりやすいです。
以前の記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
新入荷のブレスレット

ブラジル産で、珠の大きさは8.5ミリから9.5ミリ。
1万円台からお選びいただけます。
それぞれ青の出方に個性がありますね。
白が多めのもの、青がしっかり出ているもの。
並べて見ると、ずいぶん印象が変わりますよ。
動画もご覧ください
この石は10月13日の新着先取りライブでご紹介しています。
動画でもお楽しみください。
































