こんにちは!プレミアムストーンギャラリーです。
今回は日本の石シリーズから「長野県のオブシディアン」をご紹介します。
オブシディアン(黒曜石)は溶岩由来の天然のガラスですね。国産ですと北海道の十勝石が有名ですけれども、今回、長野県の品を見つけましたので買い付けてみました。
原産地が、長野県下諏訪町の星ヶ塔(ほしがとう)という場所です。
まずは少しだけ、この石がたどってきた歴史の話をさせてください。
星ヶ塔遺跡とは|縄文人が黒曜石を掘った山
霧ヶ峰の北西、星ヶ塔山の東の斜面。標高およそ1500mの林の中に、縄文時代に黒曜石を掘った跡が193か所も残っています。
正式な名前は「星ヶ塔黒曜石原産地遺跡」。2015年に国の史跡に指定されました。
「縄文時代に、採掘?」と思いますよね。
縄文と聞くと、土器や狩りのイメージですもんね。
でも発掘では、約5700年前(縄文前期)と約3000年前(縄文晩期)の採掘坑が見つかっています。
前期には、黒曜石を含む岩を掘り崩して、原石のまま持ち出していました。晩期になると、地下を走る黒曜石の岩脈まで掘り進め、石で叩いて割ったかけらにして運び出していたそうです。
黒曜石は、割ると鋭い刃ができます。だから石器の材料として重宝されたんですね。
しかも、産地を調べる分析で、星ヶ塔の黒曜石は関東・中部を中心に、東北から東海地方まで運ばれていたことが分かっています。
山の上で掘った石が、そこまで旅をしていたんですよ。
黒曜石が「星のかけら」と呼ばれたわけ
星ヶ塔という名前にも、黒曜石が関わっています。
下諏訪町の説明によると、ここはもともと「ホシノトウゲ」と呼ばれていました。昔の人は、地面で光る黒曜石を夜空の星のかけらだと考えて、「ホシクソ」と呼んでいたそうです。
ホシクソ、、、なかなかの呼び名ですけれども。
足元でキラッと光る黒いかけらを、星が落ちてきたものだと思ったんでしょうね。
遺跡そのものは、文化財を守るため、ふだんは研究目的などの見学に限られています。行ってみたい方は、下諏訪町の星ヶ塔ミュージアム 矢の根やへ。採掘坑を原寸大で再現したジオラマを見ることができますよ。

真っ黒、ではありません。光にかざすと透ける黒曜石
もう少し詳しく言うと、ガラスの成分を多く含むマグマが、地表の近くで急に冷えて固まったものです。
「黒曜石って、真っ黒な石でしょ?」
そう思いますよね。名前に「黒」が入っていますし。
ところが、今回の星ヶ塔の黒曜石を光にかざすと、茶色くスモーキーに透ける珠が混ざっているんですよ。

真っ黒でツヤのある珠と、奥まで透けて見える珠。透ける珠の中には、流れるような筋が見えるものもあります。
お手元に届いたら、窓の光やスマホのライトに珠をかざしてみてください。黒一色に見えていた珠の、別の顔が見えますよ。
白い斑点のことと、扱い方の注意
珠によっては、白っぽい斑点や、細かな粒のような模様が入っています。写真でも見えるとおりです。

天然の石ならではの景色ですが、真っ黒で均一な珠をお探しの方には向きません。
それから、黒曜石は天然のガラスです。そのため、強い衝撃や落下にはご注意ください。
本日ご案内する、星ヶ塔の黒曜石ブレスレット
珠の太さは3通りです。すっきり着けたいなら8.5-9mm、存在感を出したいなら14mm台の大玉を選んでみてください。
SH093(10-11mm・鑑別書付き・28,000円)。真っ黒な珠と、茶色く透ける珠がバランスよく混ざった一本です。

SH094(10-11mm・23,500円)。黒の珠が多めで、透ける珠の中に筋模様が見えます。白い粒がまとまって入った珠もあります。

SH095(8.5-9mm・鑑別書付き・19,500円)。細めの珠で、黒と透ける茶色が交互に並びます。手首にすっきりなじむ太さですね。

SH097(14-14.5mm・45,000円)。大玉なので、黒の深さと透ける珠の奥行きがいちばんよく分かるんですよ。

いずれも一点物です。写真の個体をそのままお届けします。
気になる一本があれば、商品ページで珠の一つひとつを拡大して見てみてください。
縄文から続く、星のかけら
縄文の人たちが山の上で掘り出し、遠く東北や東海まで運ばれていた星ヶ塔の黒曜石。
それと同じ土地の黒曜石を、今こうしてブレスレットで楽しめるというのも、なんだか面白いですよね。

動画もご覧ください
この石も、毎週火曜夜9時のYouTubeライブで先にご紹介しました。次の新着も、いちばん早いのはライブです。
\12歳になりました/新着先取りライブ 2026/9/29(該当シーン:1:14:06〜)



































