こんにちは!本日の新着商品は「デュモルチェライト/クォーツ」です。とっても色濃い紺色の天然石です。
と思ったアナタは鋭いですね!確かにそう思うかもしれませんけれども、本日の品は「デュモルチェライト・イン・クォーツ」とは異なる石なんですよ。
まずは鑑別書を見てみましょう。
鉱物名が「天然デュモルチェライト/クォーツ」、宝石名が「デュモルチェライト/クォーツ」となっていますよ。
「イン」ではなく「/」。
これはデュモルチェライトを内包した水晶ではなく、デュモルチェライトとクォーツ、すなわちデュモルチェライト&クォーツというものです。
摘要欄に記載されているように、石英片岩※(クォーツシスト)の中に、デュモルチェライトの塊が形成されたもの。
デュモルチェライトとクォーツのどちらからというと、主にデュモルチェライトが多い部分を切り取ったのが今回の品です。ほぼデュモルチェライト単体と言ってもいいでしょう。
デュモルチェライトインクォーツでは、淡いブルーの内包物がよく見られてきたかと思いますが、こちらのデュモルチェライト/クォーツは、とっても濃い紺色です。
デュモルチェライト自体は世界各地で産出されますが、インクォーツではないものがビーズとして流通することは少ないですね。
私自身、最初はソーダライトかラズライトかな?と思ったんですけど、鑑別の結果デュモルチェライトと聞いて驚きました。
デュモルチェライトインクォーツもレアストーンですけれども、鑑別の先生も珍しいものだと仰っていましたし、アクセサリーとしてはこちらの方が貴重かもしれませんね。
石好きの貴方にはオススメの逸品です。ぜひコレクションに加えていただけたらと思いますよ。
※石英片岩(せきえいへんがん)とは、石英を主とする白っぽい結晶片岩。砂質岩で強い圧力(偏圧)を受けると砂粒の中の石英が再結晶して白く固い岩石になります。
本日の新着商品は7月16日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
ん?「デュモルチェライト/クォーツ」って、
「デュモルチェライト・イン・クォーツ」と同じじゃないの??