エメラルドは、その鮮やかな緑色と希少性から、古代から現代に至るまで宝石愛好家たちに愛され続けてきました。今回ご紹介するのは、そのエメラルドを使用した一点物のビーズブレスレットです。
エメラルドは、美しい緑色が特徴で、自然の中で見つかる宝石の中でも特に希少な存在です。エメラルドの緑色は、春の新緑や森の深い緑を思わせ、見る人に安らぎと癒しをもたらします。そのため、エメラルドは心の平穏や愛、調和を象徴する石として知られています。また、エメラルドは古代エジプトのクレオパトラが愛した宝石としても有名で、歴史と伝統に彩られた特別な価値を持っています。
今回ご紹介するエメラルドのブレスレットはこちらの品です。
いかがでしょう?とっても美しいグリーンのエメラルドですね。
宝石の市場では色濃く透明度の高いエメラルドが流通しますが、天然石・パワーストーンの市場ではまず流通しません。
ビーズが作られるエメラルドは、不透明で色もそこまで濃い緑ではなかったんですね。宝石のようなエメラルドをイメージしていた方には、にわかにエメラルドとしては信じてもらえないような品だったりします。
パワーストーンのエメラルドも翡翠のようで味わいはあるのですけどね。ただ、やはり濃緑色の「これがエメラルドだ!」と言えるビーズブレスレットは憧れでした。
そんな中、今回のエメラルドに出会えたわけです。
鑑別書を作成してあります。鉱物名は「天然ベリル」、宝石名が「エメラルド」となっています。処理は「透明材の含浸処理」です。
実は、この色味エメラルドのビーズは2年ほど前から出回り始めていて、私も入手して鑑別をしていたのですが、どうしてもエメラルドの判定にならずお蔵入りしていました。
エメラルドは、グリーンのベリルですけれども、その発色要因がクロム(Cr)やバナジウム(V)、鉄(Fe)であることが必要とのことです。クロムやバナジウムが1%以上含まれることで、エメラルドとして鑑別されます。
2年前に入手した品は、色味は鮮やかなグリーンだったのですが、クロムやバナジウムが検出できないという理由で、エメラルドとしては鑑別をあきらめたんですね。
2年前の挫折を経て、今回晴れて正式に「エメラルド」として鑑別されたビーズのブレスレットをご紹介できることになりました。本当に嬉しいですね。
ただし、残念ながらご用意できるブレスレットは1本しかありません。上記の鑑別書を添えてお届けいたします。ぜひチェックしてみてくださいね!
本日の新着商品は7月30日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
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