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十和田石(秋田県)|2月15新着

こんにちは!今回は日本の石シリーズから、秋田県の十和田石をご紹介します。

十和田石 – 自然の恵みを活かした環境石材

豊かな大自然からの贈り物

秋田県大館市の比内地区、豊かな自然に囲まれた山々から採掘される十和田石は、地下数百メートルにわたり埋蔵されていると推定される貴重な資源です。この地から掘り出される十和田石は、その産地の自然環境を反映した独特の品質を持ち、豊かな風土から生まれた自然石材として、その価値を高めています。

十和田石は、およそ一千万年前の海底火山の噴火による火山灰が凝固してできたもので、正式名称を「緑色凝灰岩りょくしょくぎょうかいがん」と呼びます。

成分の特徴

十和田石は、鉄や金属元素が活性化した還元状態にあり、これが石の青色を生み出しています。また、水に溶かした石粉はpH9程度の弱アルカリ性を示し、このユニークな化学的性質が、十和田石を多様な用途で利用可能にしています。

多彩な用途

建築素材としては、内装壁材、擁壁、石塀、門柱、敷石、石垣など、その美しい青色と質感は、どんな空間にも高級感と落ち着きをもたらします。特に、防滑性、保温性、保水性を活かして、浴室の床材としても最適です。

環境石材としての活用も拡がりを見せており、石粉はバイオ素材や微生物飼料へ、石粒は機能性壁材や土壌改良資材として利用されています。抗菌剤としての研究も進められており、従来の廃材とされていた採石粉の有効活用が期待されています。

特長

十和田石の多孔質である性質は、消臭・脱臭機能に優れていることを意味し、その柔らかな石質は加工が容易であるため、さまざまなデザインにも対応可能です。弱アルカリ性であり、消音性能が良いことから、音響特性を重視する施設にも選ばれています。

産出地の活用事例

十和田石は秋田県の代表的な石材として、大館市役所や秋田大学の建築に使用されるほか、温泉施設や公共施設の装飾にも採用されています。また、東京藝術大学のコンサートホール「奏楽堂」における音響特性の向上にも貢献しており、その多様な利用例は、十和田石の潜在的な価値を物語っています。

十和田石を選ぶことは、自然の美しさと機能性を日常に取り入れること。私たちの環境にやさしく、生活に彩りをもたらす十和田石を、ぜひあなたの空間にも取り入れてみてください。

十和田石のアクセサリーを販売しています

プレミアムストーンギャラリーでは、十和田石の活用事例として、当店が得意とするアクセサリーを主に取り扱っています。ぜひ、オンラインショップをチェックしてみてくださいね!

ブレスレットには水晶さざれと桐箱もお付けします。

本日の新着商品は2月13日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもチェックしてみてくださいね!

日本の石
日本の石特集ページ

国内最高品質の天然石に会える空間
premium stone gallery
恵比寿本店

ネットショップに掲載している商品は全て店頭でご用意しております。気になる商品を実際に手に取って、並べて比較してご覧頂くことができます。「これだ!」というお目当ての商品がなかったとしても、色々と見てみたいという形でもまったく問題ございません。どうぞお気軽にご来店ください。天然石好きの方とお会いしてお話ができることを楽しみにしております。

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