こんにちは、プレミアムストーンギャラリーです。
12月13日のYouTubeライブをご覧いただいた皆様、夜遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。 配信中、私が思わず「言葉にならない美しさ」「見とれてしまう」と連呼してしまった新着商品。
それが、本日ご紹介する「マダガスカル産水晶クラスター」です。
水晶といえば、透明度抜群のブラジル産や、神聖なヒマラヤ産が王道ですが、今回届いたマダガスカル産は、それらとは全く異なるベクトルを持つ「異端にして至高」の存在です。
なぜ、今マダガスカル産なのか。 そしてなぜ、これが「プレミアム」なのか。
本日は、ライブ配信では語り尽くせなかったマダガスカル産水晶の「鉱物的な価値」と、今回入荷した個性豊かな「10人の主役たち」について、じっくりと解説していきます。

なぜ「マダガスカル産の原石」は希少なのか?
まずは、少し真面目な「石の価値」のお話から。
マダガスカルは「鉱物の博物館」と呼ばれるほど、多種多様な宝石が採れる島国です。しかし、実はマダガスカル産のクラスターが、こうして美しい状態でまとまって入荷することは、業界的には決して当たり前のことではありません。
1. 国策による「輸出の壁」
マダガスカルでは、国内の研磨産業や加工産業を保護・育成するため、原石(未加工)のままでの輸出を制限・禁止する傾向があります。 つまり、現地の政府としては「原石のまま出さずに、磨いて(加工品にして)付加価値をつけてから輸出してほしい」という意向があるのです。
そのため、私たちが普段目にするマダガスカル産水晶は、綺麗に磨かれた「ポイント(六角柱)」や「丸玉」がほとんど。 今回のように、採掘されたままのゴツゴツとした姿(クラスター)で、かつ観賞用に耐えうる品質のものが日本に届くこと自体が、実はとても幸運で希少なことなのです。
2. 太古の記憶「ゴンドワナ大陸」の地層
地質学的に見ても、マダガスカルは非常に古い地層を持っています。かつて巨大なゴンドワナ大陸の一部だったこの島には、数億年前の地球の記憶が眠っています。
今回入荷した水晶たちが持つ、どこか現代離れした「力強さ」や「野性味」は、気の遠くなるような年月をかけて大地の中で育まれた証拠なのです。

ブラジル産にはない「野性味」と「ギャップ」
今回のラインナップを見て、まず驚かされるのはその質感です。
ブラジル産の水晶が「洗練された都会の美しさ」だとすれば、マダガスカル産は「大自然そのままのワイルドな美しさ」。
表面は一見すると、すりガラスのようにマットな質感をしているものや、キャンドルのように白濁しているものがあります。しかし、光にかざして中を覗き込むと、驚くほどクリアな透明度が隠されているのです。
この「外側の無骨さ」と「内側の純粋さ」のギャップこそが、マダガスカル産水晶の最大の魅力。 綺麗に整えられたものよりも、「ありのままの自然」を愛する玄人好みの水晶と言えるでしょう。
ライブでも話題沸騰!個性際立つ「3つの傑作」
今回の10点は、一つとして「普通」のものがありません。 昨夜のライブ配信でも特にコメントが盛り上がった、注目の3点をピックアップしてご紹介します。
① 圧倒的貫禄の「ラスボス」:RM067
「これは……ラスボスですね」 配信中、思わずそう呼んでしまったのが、今回最大サイズを誇るこちらの個体(¥39,900)。

太く逞しいポイントが、四方八方へ力強く伸びる姿は圧巻です。 単に大きいだけでなく、どっしりとした安定感があるため、ブレスレットを2本乗せてもびくともしません。 家の顔となる玄関や、リビングの中心に置くことで、空間全体の空気をグッと引き締めてくれるような頼もしさがあります。

② 鉛筆で描いたような「黒い縁取り」:RM065
「まるで絵画みたい」 そんな声が上がったのが、この不思議なクラスター(¥21,200)。

結晶の輪郭をなぞるように、黒いラインが入っています。 これは汚れではなく、結晶が成長する過程で取り込まれた鉱物によるもの。まるで神様が鉛筆で下書きをしたかのような、アーティスティックな表情を見せてくれます。 母岩部分は砂浜のように白く美しく、インテリアとしての完成度が非常に高い一品です。

③ 手が黄色くなるほどの「大地の恵み」:RM063
「触ると手が黄色くなります(笑)」 ライブではそんな注意喚起もしましたが、これは決してネガティブな要素ではありません。

この黄色やオレンジ色の正体は、リモナイト(褐鉄鉱)などの成分。いわゆる「ゴールデンヒーラー」と呼ばれるタイプです。 酸洗いで完全に綺麗にすることもできますが、今回はあえて土の気配、大地の成分を残しています。 複雑に入り組んだ迷宮のような造形と、温かみのある色合い。 「地球の欠片をそのまま部屋に置く」という醍醐味を、一番強く感じていただけるのがこの個体かもしれません。

インテリアとして、浄化のパートナーとして
今回のマダガスカル産クラスターは、サイズ感も絶妙です。 ¥5,300〜¥39,900という価格帯で、デスクの上にちょこんと置けるものから、メインのインテリアになるものまで揃っています。

<おすすめの使い方>
- ブレスレットの休憩場所(浄化): 水晶クラスターは、パワーストーンブレスレットの浄化に最適です。一日身につけて疲れた石をクラスターの上に乗せてあげるだけで、本来の輝きを取り戻してくれます。特に今回のRM066やRM067は、ブレスレットを置くためのステージのような形状をしており、使い勝手も抜群です。
- デスク周りの「気」を整える: 仕事や作業をするデスクに置くなら、自立するタイプのRM062などがおすすめ。「立ちましておめでとう」と言いたくなるほど(笑)、見事なバランスで自立します。視界に入る場所に置くことで、ふとした瞬間に自然のエネルギーを感じ、リフレッシュすることができるでしょう。
天然石の「パワー」や「効果」を保証するものではありません。
これらは文化的・歴史的背景に基づく“参考情報”としてご紹介しています。
実際の石選びにおいては、「石そのものの美しさ・品質」を重視してお選びいただくことをおすすめしています。
最後に:「一期一会」を逃さないでください
マダガスカル産の原石クラスターは、工業製品のように同じものを作ることはできません。 今回ご紹介した10点も、色、形、結晶の太さ、内包物の入り方、すべてが異なります。
「あ、この形が良いな」 「この石の雰囲気が部屋に合いそうだな」
そう直感で感じたなら、それは石との良い出会いかもしれません。 輸出規制の関係もあり、次回いつこれほど個性的なクラスターが入荷できるかは未定です。
野性味あふれるマダガスカルの風を、ぜひあなたのお手元で感じてください
動画でお楽しみください
本日の新着商品は10月7日の新着先取りライブでご紹介しています。動画ではマクロレンズを使って拡大した様子もご覧いただけますよ。美しい天然石の世界をお楽しみください。


































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