こんにちは!今日の新着商品は「クリソコラ・イン・マラカイト」です。名前を聞いただけですと、あまり珍しくないかなぁ・・・と思ってしまいますけど、なかなかどうして、かなりの珍品だったりします。
石を眺めてみると、グリーンのマラカイトをベースにして、水色のクリソコラが見えますね。今回の品は、この構造がとても面白いんです。
鑑別書を見てみましょう。鉱物名は「天然マラカイト」で、宝石名は「クリソコーラ イン マラカイト」となっています。摘要欄がかなり書き込まれていますね・・・・。
摘要欄を読んでみると次のように書かれています。
マラカイトはレニフォーム構造を有し、アシキュラー状態となっています。クリソコーラはその集合空隙に同心状に形成されており、マラカイトと互層になっています。又、その中心部の空洞部には含浸に使用した樹脂溜りが見られるものがあります。
日本彩珠宝石研究所による鑑別書より
なになに・・マラカイトはレニフォーム構造?を有し、アシキュラー状態???・・・・って、
何のこっちゃーーーーーっ!!!
ですよね。
詳しく伺ってみると、
- レニフォーム構造 ⇒ 腎臓状
- アシキュラー状態 ⇒ 針状
という意味とのこと。
そういえばマラカイトの原石って、球が集まったようなモコモコした結晶でしたね。中を割ってみると緑の濃淡の縞がある。
このモコモコした形が腎臓状なのでしょう。
アシキュラー状態(針状)についても、マラカイトの結晶では見られる形です。
アシキュラー状態にある結晶は、タイガーアイにも似ていて、キャッツアイのような光り方をします。今回の品も見事なキャッツアイが楽しめます。
さらに鑑別書によると「クリソコーラはその集合空隙に同心状に形成されており、マラカイトと互層になっています。」とありますね。
マラカイトの球状の隙間にクリソコラが形成されていまして、マラカイトと層を成しているという状態です。これも珍しい様子です。
クリソコラが口を開いたようになっており、この隙間は含浸剤が埋めています。
マラカイトの隙間に光るブルーのクリソコラが稲妻のようだとして、ブルーライトニングマラカイトの異名もあったりするようですよ。
なかなかテンションの上がる珍しいストーンです。今回は12ミリ台と13ミリ台の2本のブレスレットをご用意できました。すべて鑑別書付でお届けしますよ。
ぜひオンラインショップをチェックしてみてくださいね!
本日の新着商品は5月7日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもお楽しみください。
コメントを残す