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モヤイ像の石です〜抗火石〜

こんにちは!プレミアムストーンギャラリーです。

いきなりですけど「モヤイ像」ってご存知ですか?

「モヤイ像」は渋谷駅の待ち合わせスポットとして、ハチ公に並んで有名なオブジェですね。

渋谷駅のモヤイ像

今日はこのモヤイ像に使われている石のお話です。

モヤイ像に使われている石は「抗火石こーがせき」と呼ばれる石です。

抗火石とは?

抗火石は、水孔石や剛化石、コーガ石という名前でも呼ばれていまして、流紋岩という岩石のひとつです。いわゆる”軽石”です。軽くてスポンジのような構造を持つガラス質の岩石で、金属で簡単に削れてしまう石ですが、耐火性に優れている石材なんですね。

抗火石は、伊豆諸島の新島をはじめとして、式根島、神津島、それに伊豆半島の天城山で取れるものがあります。特に新島では、推定埋蔵量は約10億トンとされていますよ。

また、海外ではイタリアのリーパリ島のみで採掘されると言われ、とても珍しい石でもあります。

抗火石の見た目は灰白色で、スポンジ状の穴がたくさんあります。そして、流れたような模様が特徴的。新島から取れるものには、石英の粒がついていて、天城で取れるものは玄武岩質のが付着しています。

抗火石の特徴である穴の大きさは、およそ5mmから0.5mmくらいのが多く、中には数十cmくらいになるものもあります。穴が大きすぎると、製品としては使いにくいですね。

冒頭にもあったように、渋谷駅をはじめとして鎌田や竹芝などいくつかのモヤイ像が設置されていますが、これらは新島で製作されたものです。

モヤイとモアイは違うの?

モヤイ像は、イースター島のモアイ像に似せて形も名前も似せて作られているのですけど、モアイとモヤイは意味が違うんです。

  • モアイ ⇒ イースター島のラパヌイ語で「未来に生きる」という意味
  • モヤイ ⇒ 日本語の動詞「もやう」(船を綱で繋ぎ留める)、「催合もやう、最合もやう」(力を合わせる、助け合う、共同作業をする、共同で使用する)の意味
イースター島のモアイ像

ちなみに、イースター島のモアイ像は、硬めの凝灰岩で作られています。

抗火石のアクセサリーをチェック!

プレミアムストーンギャラリーでは、東京都の抗火石を使用したアクセサリーを取り扱っています。

柔らかく目の粗い石で、凸凹したビーズが特徴的です。穴の多い石ですから樹脂を充填することにより、強度を増してビーズを制作することができました。一粒一粒が豆菓子のようで面白いデザインですね。

日本の石のブレスレットには、水晶さざれ(150g)と桐箱をセットでお届けします。

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