こんにちは。本日の新着商品は佐賀県の泉山陶石をご紹介します。
陶石というのは、磁器の原材料となる石です。
泉山陶石は、17世紀の中頃、朝鮮人の陶工である李参平によって日本で初めて発見された磁器用の陶石で、ここから日本の磁器文化が始まったとされています。
佐賀県西松浦郡有田町の泉山磁石場で採掘される陶石で、この石を使って有田焼や伊万里焼が焼かれていました。
日本の磁器はヨーロッパへの重要な輸出品となり、浮世絵と共にジャポニズムが広まることとなります。
日本の磁器にインパクトを受けたドイツではマイセンが創立され、ヨーロッパにおける硬質磁器が作られるようになりました。
マイセンでは有田、柿右衛門様式を意識した模様の磁器が数多く作られています。
かつては有田焼や伊万里焼で使われてきた陶石ですが、現在、直接この石を入手することは難しくなり、この陶石で有田焼を焼く窯はごくごく限られています。
伝統と文化の詰まった幻の石となりつつあります。
今回、この貴重な陶石がなんとビーズになりました。
見た目、手触りともに素焼きの陶器に触れている感触です。
これを粉にして形を作り焼くと磁器になるわけですね。
ちなみに陶器と磁器は似ていますが、陶器は粘土で作るもので、磁器は石(陶石、磁石)から作るものとなるそうです。
ブレスレットなのですが、置物としてもなかなか風情のある逸品です。
ブレスレットには水晶さざれと桐箱もお付けしますね。
泉山陶石のブレスレットの他には、さざれ石もご用意していますよ。こちらをブレスレット置き場にしていただいても良さそうです。
というとことで、日本の磁器文化の歴史と風格を感じられる泉山陶石、ぜひチェックしてみてくださいね!
本日の新着商品は5月21日の新着先取りライブでご紹介しています。動画でもご覧ください。
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