こんにちは!本日ご紹介する石は「デュモルチェライト/クォーツ」です。深海の底を切り取ったような、吸い込まれるほど濃い紺色の天然石です。
2026/06/08 2年ぶりに再入荷しました

ちょっと待って——「イン」じゃないの?
そう思ったあなた、鋭い!でも、実はまったく別モノなんです。
鑑別書を見ると、鉱物名は「天然デュモルチェライト/クォーツ」、宝石名も「デュモルチェライト/クォーツ」。 キーワードは「イン」ではなく「/(スラッシュ)」。
- デュモルチェライト・イン・クォーツ → 水晶の中にデュモルチェライトが”内包”されたもの
- デュモルチェライト/クォーツ → デュモルチェライトとクォーツが”共存”したもの
つまり、お互いが「主役と脇役」ではなく、同等のパートナーとして存在しているイメージです。

どうやってできたの?地球の圧力が生んだ芸術
鑑別書の摘要欄には「石英片岩(クォーツシスト)※ の中に、デュモルチェライトの塊が形成されたもの」と記載されています。
石英片岩とは、砂質の岩石が長い年月をかけて強烈な地圧を受け、石英が再結晶してできた白くて硬い岩石のこと。その地殻変動のプロセスの中で、デュモルチェライトが塊として育っていったのです。
今回の品は、そのデュモルチェライトが豊富な部分をピンポイントでカットしたもの。ほぼデュモルチェライト単体と言っても過言ではありません。
この「濃紺」、普通じゃない
デュモルチェライト・イン・クォーツでよく見かけるのは、繊細な水色〜淡ブルーの内包物。どこか儚げで透明感のある美しさです。
ところがこの石、まったく別の顔を持っています。
まるでインクを落としたような、澄んだ濃紺。ソーダライトやラズライトと見まがうほどの色の深さです。実は私自身、最初に手に取ったとき「これはソーダライトかな?いや、ラズライト?」と首をひねっていました。鑑別の結果「デュモルチェライトです」と聞いたときは、正直、驚きました。

どれだけ珍しいか、という話
デュモルチェライト自体は世界各地で産出されます。しかし——
- インクォーツでないデュモルチェライトがビーズとして流通することは極めて稀
- 鑑別の先生も「これは珍しい」と太鼓判
- デュモルチェライト・イン・クォーツですらレアストーンなのに、そのさらに上を行く存在
アクセサリーグレードで手に入るこちらは、コレクターの観点からもひとつ上のレアさがあると言えるでしょう。
石好きのあなたへ、胸を張っておすすめできる逸品です。「これ、なんの石?」と必ず聞かれるような、そんな一粒をぜひコレクションに加えてみてください。
※石英片岩(せきえいへんがん)とは、石英を主とする白っぽい結晶片岩。砂質岩で強い圧力(偏圧)を受けると砂粒の中の石英が再結晶して白く固い岩石になります。
デュモルチェライト/クォーツは、新着先取りライブでご紹介しています。ライブではマクロレンズで拡大してご覧いただいています。お楽しみください。








































ん?「デュモルチェライト/クォーツ」って、
「デュモルチェライト・イン・クォーツ」のこと?